皆様、こんばんは。
いつも夜にブログ更新している源さんです。
今回は仕事の内容ですよ☆
以前2015年11月に原状回復工事をしたお部屋が有りました。
そのお部屋の入居者様から、洗面台の電気が点かないという御連絡が有りました。
洗面台のメーカーさんが先に調査をしてくれましたが、
洗面台には問題が無く、洗面台の裏にある電源の電圧を測定してみたところ、
そこには10Vしかきていなかったようです。
さあ、電気の源さんの出番ですね!!
こういった内容の修繕は、実は原因の特定が難しかったりします。
原因が特定出来ないまま既存のケーブルを殺し、
新しく配線し直すしかないという場合も有ります。
しかし、原因が分からないのって気持ち悪いですので、
どうにか突き止めたいと思っていました。
まずはこちら
電気は点いていますが、実は応急処置として
洗濯機用のコンセントの所から延長コードで洗面台につないでいました。
まずは延長コードを外し、洗面台を壁から外し、裏にあるコンセントが
見える状態にしました。
そしてお風呂へ。なぜお風呂なのか?
お風呂の天井には点検口が有り、天井裏を覗くことが出来ます。
天井裏には電線がいっぱい通っていますが、点検の出来る場所に電線を集め、
そこにジョイントをするポイントを作る事がほとんどなのです。
さて、天井裏を覗いてみると…。
有りました!ジョイントボックス!!
洗面所とお風呂は隣の間取り。
洗面所の電線はここに集まってきているはず!!
洗面台の付いている壁の方向に延びている電線を見つけたので、引っ張ってみる。
洗面台裏に有ったコンセントが動く!
これだ!!
この電線をなぞっていき、ジョイント部分を探す。
ジョイント箇所はここだ!
ん!?電線の被覆が溶けてる!?
原因はこれか。今回は以外と簡単に見つかりました。
溶けた部分を切って、
綺麗な銅の部分でジョイントし直しました。
このまま洗面台裏のコンセントの電圧を測定したところ、
しっかりと100Vきていました☆
これで先程の箇所が原因だったのが確定!
後は洗面台を復旧すれば完了です。
洗濯機用のコンセントからは延長コードが無くなり、
洗面台は照明も点いて、
鏡のくもり止めと、コンセントも使えるようになりました!!
原因箇所は特定出来たので良かったですが、なぜ電線の被覆が溶けたのか。
はっきりとは分からないですが、電線の許容電流を超える電流が流れ、
発熱したのは間違い無いと思いますので、
恐らく洗面台のコンセントで、電力消費の大きな電気器具を長時間使用したのが
原因ではないかと推測しています。
皆さんも、あまりにも多いタコ足配線や、
「〇〇〇ワットまで」と書いてあるコンセントに色んな器具をつなぐのは、
それが原因で火災になってしまうこともあるので、気を付けましょうね。
それではまた次回のブログで☆
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